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JIS A4003:1995 pdfダウンロード

JIS 10-06
JIS A4003:1995 pdfダウンロード

JIS A4003:1995 pdfダウンロード。温風暖房機 Warm air furnaces
1. 適用範囲 この規格は,主として暖房に用いる灯油,重油,都市ガス又は液化石油ガスを燃料とする定格暖房能力18.6kW [{16 000kcal/h}] 以上の温風暖房機について規定する。ただし,JIS S 2039及びJIS S2122を除く。
備考1. この規格の引用規格を,付表1に示す。
2. この規格の中で{ }を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,参考として併記したものである。
2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0113及びJIS S 2091によるほか,次のとお
りとする。
(1) 煙道 温風暖房機内で,熱交換器から排気筒又は煙突へ燃焼排ガスを導く通路。
(2) 煙突 燃焼排ガスを屋外へ排出する通路であって,立ち上がりがあり,ドラフト効果が期待できるもの。
(3) 不着火 着火動作において火がつかないこと。
(4) 結露 冷たいものの表面に触れた空気又は燃焼ガスの温度が下がり,その部分の湿度が100%となったとき水蒸気が凝結して水滴となる状態。
3. 種類及び記号 温風暖房機は,形式及び使用燃料によって区分し,その種類及び記号は,次による。
3.1 形式による区分 形式による区分は,表1のとおりとする。
表1 形式による区分
形式 記号 参考
直接吹出形 暖房する部屋に設置し,温風を直接室内に吹き出す形 P 付図1
式で,温風用送風機は本体に組み込まれているもの。
ダクト接続 温風をダクトによって暖房する部屋に送る形式で,温 D 付図2
送風機組込形 風用送風機は本体に組み込まれているもの。
ダクト接続 温風をダクトによって暖房する部屋に送る形式で,温 S 付図3
送風機別置形 風用送風機は本体に組み込まず別置としたもの。
3.2 使用燃料による区分 使用燃料による区分は,表2のとおりとする。
表2 使用燃料による区分
使用燃料 記号
灯油 JIS K 2203に規定する1号 K
重油 JIS K 2205に規定する1種 A
JIS K 2205に規定する2種 B
JIS K 2205に規定する3種 C
ガス 都市ガス TG
液化石油ガス JIS K 2240に規定する1種1号 LPG1
JIS K 2240に規定する1種2号 LPG2
JIS K 2240に規定する1種3号 LPG3
4. 性能
4.1 使用性能 温風暖房機の使用性能は,次による。
(1) 自動点火であること。
(2) 各部の作動が円滑,かつ,確実で,使用上異常がないこと。
(3) 温風温度が異常に上昇したとき,自動的に燃焼を停止すること。
(4) つまみ,ハンドルなどは,操作中に変形を起こしたり,作動に異常を起こさないものであること。
(5) 操作,点検及び掃除は簡単にでき,かつ,その際危険を生じるおそれがないこと。
(6) 消火の操作は速やかに,確実に行えること。
(7) 使用中停電した場合には,燃料の供給を遮断し,かつ,停電時間の長短にかかわらず,再通電した場合でも危険が生じるおそれがないこと。
4.2 品質性能 温風暖房機の品質性能は,8.によって試験したとき,表3の基準に適合しなければならない。

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