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JIA A1450:2003 pdfダウンロード

JIS 09-27
JIA A1450:2003 pdfダウンロード

JIA A1450:2003 pdfダウンロード。フリーアクセスフロア試験方法 Test methods for raised access floor
1 適用範囲
この規格は,フリーアクセスフロア(以下,フロアという。)の試験方法について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1455 床材及び床の帯電防止性能−測定・評価方法 JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS B 7514 直定規
JIS B 7524 すきまゲージ
JIS B 7534 金属製角度直尺
JIS B 8922 産業用車輪 JIS K 8101 エタノール(99.5)(試薬)
JIS L 1021-16 繊維製床敷物試験方法−第16部:帯電性−歩行試験方法 JIS L 4406 タイルカーペット
JIS R 5201 セメントの物理試験方法
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1 フリーアクセスフロア 建築における二重床システムのうち,床天端のパネルなどを簡易に取り外して床下空間の設備などのメンテナンスができる構造のフロア。
3.2 パネル フロアの部材のうち,上面を形成する部材(表面仕上げ材が製造工程で貼られたものはそれを含む。)。 3.3 支柱 フロアの部材のうち,パネルを支持するもので緩衝材を含む。
3.4 シート 下地床上に敷き,フロアのずれなどを防止する部材。
3.5 ユニット 繰り返し配列されるパネルと支柱とを組み合わせたもので,緩衝材及びシートを含む。
4 試験項目
フロアの試験項目は,表1による。
5 試験の一般条件
5.1 試験場所の状態及び試験体の状態調節 試験場所の状態及び試験体の状態調節は,表2による。
5.2 表面仕上げ材 試験に適用する表面仕上げ材は,実際に使用するものとする。ただし,表面仕上げ材が定まっていない場合は,次によるものを用いる。
− 種類 タイルカーペット − 繊維素材 ナイロン100 %
− パイルの形状 ループパイル
− パイル長 3.0 mm〜4.0 mm
− バッキング素材 塩化ビニル樹脂
− 全厚 6.0 mm〜7.0 mm
− 単位質量 4.0 kg/m2〜6.0 kg/m2
− 人体帯電圧 2 kV以下 なお,タイルカーペットの他の性能は,JIS L 4406のパイルの質量第一種による。
5.3 測定器具 測定器具は,次によるものを用いる。
a) ノギス JIS B 7507に規定する最小読取値が0.05 mmのノギス又はこれと同等以上の精度をもつもの。
b) 鋼製巻尺 JIS B 7512に規定する鋼製巻尺又はこれと同等以上の精度をもつもの。
c) 直定規 JIS B 7514に規定するB級の直定規又はこれと同等以上の精度をもつもの。
d) すきまゲージ JIS B 7524に規定するすきまゲージ又はこれと同等以上の精度をもつもの。
e) 荷重計 最小読取値は100 N以下とし,測定精度は指示値の±1 %のもの又はこれと同等以上のもの。
f) 変位測定器 最小読取値が0.1 mm以下の変位計又はJIS B 7503に規定するダイヤルゲージと同等以上の精度をもつもの。
g) ストップウォッチ 最小読取値が0.1秒以下のもの。
h) 絶縁抵抗計 500 V印加時の測定範囲に1 MΩを含むもので,測定精度は指示値の±10 %のもの又はこれと同等以上のもの。
i) 金属製角度直尺 JIS B 7534に規定する金属製角度直尺又はこれと同等以上の精度をもつもの。
5.4 試験体 試験体は,完成品の中から任意に選ぶものとする。
5.5 試験結果の数値 数値の丸め方は,四捨五入による。
6 試験
6.1 寸法測定 6.1.1 測定方法 寸法測定は,次による。ただし,受渡当事者間の協定によって精度が要求されるフロアが必要な場合は,附属書Aによる。 a) パネルの長さ 図1に示すようにパネルの隣接する2辺の長さ(l)を,5.3 b) に規定する鋼製巻尺で測定する。
b) ユニットの高さ 図2に示すようにパネルの角部1か所の高さ(h)を,5.3 b) に規定する鋼製巻尺で測定する。ただし,シートの高さは含まない。また,支柱調整式のものについては,支柱高さを設計値に設定したときのユニットの高さ(h)及びパネルの厚さ(t)1) を同様に測定する。
注1) パネルの厚さ(t)とは,パネルを代表する部位の厚さをいう。
6.1.2 結果の記録 試験結果には,次の事項を記録する。
a) パネルの長さ(l)(0.5 mm単位)
b) ユニットの高さ(h)及びパネルの厚さ(t)(支柱調整式の場合)(0.5 mm単位)
c) 表面仕上げ材の有無及び表面仕上げ材名
6.2 静荷重試験
6.2.1 試験装置 試験装置は,次による(図3参照)。
a) 載荷装置 油圧ジャッキ,圧縮試験機など。
b) 加圧子 鋼製円柱体とし,底面形状が直径50 mm±0.2 mmで厚さが10 mm〜50 mmのもの。

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