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JIS K5533:2003 pdfダウンロード

JIS 09-27
JIS K5533:2003 pdfダウンロード

JIS K5533:2003 pdfダウンロード。ラッカー系シーラー Lacquer sealers
1. 適用範囲
この規格は,主として木材のクリヤラッカー塗装の下塗りに用いるウッドシーラー及び中塗りに用いるサンジングシーラーについて規定する(以下,ラッカー系シーラーという)。 備考 ラッカー系シーラーには,ホルムアルデヒド系防腐剤,ユリア系樹脂,フェノール系樹脂及びメラミン系樹脂のいずれをも含まないものとする。
参考1.ウッドシーラーは,工業用ニトロセルロース・樹脂・可塑剤・溶剤などを主な原料とした揮発乾燥性の透明な液状塗料で,木材表面に一部浸透した塗膜を,自然乾燥で短時間に形成するものである。
2.サンジングシーラーは,工業用ニトロセルロース・樹脂・可塑剤・溶剤などを主な原料とするビヒクルにステアリン酸塩などを練り合わせた揮発乾燥性の半透明な液状塗料で,研磨しやすい塗膜を自然乾燥で短時間に形成するものである。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 3303 ぶりき及びぶりき原板
JIS K 5500 塗料用語 JIS K 5531 ニトロセルロースラッカー JIS K 5600-1-1 塗料一般試験方法−第1部:通則−第1節:試験一般(条件及び方法)
JIS K 5600-1-2 塗料一般試験方法−第1部:通則−第2節:サンプリング
JIS K 5600-1-3 塗料一般試験方法−第1部:通則−第3節:試験用試料の検分及び調整
JIS K 5600-1-4 塗料一般試験方法−第1部:通則−第4節:試験用標準試験板 JIS K 5600-1-6 塗料一般試験方法−第1部:通則−第6節:養生並びに試験の温度及び湿度
JIS K 5600-1-7 塗料一般試験方法−第1部:通則−第7節:膜厚 JIS K 5600-1-8 塗料一般試験方法−第1部:通則−第8節:見本品 JIS K 5600-2-1 塗料一般試験方法−第2部:塗料の性状・安定性−第1節:色数(ガードナー法)
JIS K 5600-2-2 塗料一般試験方法−第2部:塗料の性状・安定性−第2節:粘度
JIS K 5600-3-3 塗料一般試験方法−第3部:塗膜の形成機能−第3節:硬化乾燥性
JIS K 5600-4-1 塗料一般試験方法−第4部:塗膜の視覚特性−第1節:隠ぺい力(淡彩色塗料用)
JIS K 5600-4-3 塗料一般試験方法−第4部:塗膜の視覚特性−第3節:色の目視比較
JIS K 5600-6-1 塗料一般試験方法−第6部:塗膜の化学的性質−第1節:耐液体性(一般的方法)
JIS K 5601-1-1 塗料成分試験方法−第1部:通則−第1節:試験一般(条件及び方法)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS R 3202 フロート板ガラス及び磨き板ガラス
JIS R 6252 研磨紙
JIS R 6253 耐水研磨紙 日本農林規格 普通合板,広葉樹製材 3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS K 5500による。
4. 種類 種類は,次による。
a) ウッドシーラー
b) サンジングシーラー
5. 品質 品質は,7.によって試験し,表1を満足しなければならない。
6. 見本品 見本品は,JIS K 5600-1-8の区分によって,表2とする。
7. 試験方法
参考 この規格の品質の規定に示した項目の試験に必要な試験板の材質,寸法及び枚数並びに試験日数は,参考表1による。また,この試験には,試料が約300ml必要である。
7.1 サンプリング サンプリングは,JIS K 5600-1-2による。
7.2 試験用試料の検分及び調整 試験用試料の検分及び調整は,JIS K 5600-1-3による。
7.3 試験の一般条件 試験の一般条件は,JIS K 5600-1-1,JIS K 5600-1-6及びJIS K 5601-1-1によるほか,次による。
7.3.1 試験の場所
a) 養生及び試験を行う場所は,特に規定する以外は,標準状態とし,JIS K 5600-1-6の4.1(標準条件)で,直射日光を受けず,養生及び試験に影響を与えるガス・蒸気・ほこりなどがなく,通風の少ない室内とする。
b) 一般状態の養生及び試験の場所は,JIS K 5600-1-1の3.1.1(一般状態)による。
c) 吹付け塗りの場所は,JIS K 5600-1-1の3.1.2(吹付け塗りの場所)による。
d) 拡散昼光は,JIS K 5600-4-3の5.2(自然昼光照明)による。ただし,JIS K 5600-4-3の5.3(色観察ブースの人工照明)に規定する色観察ブースを用いても差し支えない。
7.3.2 試験片の作製
7.3.2.1 試験板 試験板は,JIS K 5600-1-4による。ただし,試験項目ごとに使用する試験板は指定する。
7.3.2.2 試料の薄め方 試料は,表3の組成の薄め液を用い,JIS K 5600-2-2の3.(フローカップ法)によって流下時間を測定し,製造業者が指定する秒数になるように薄める。ここで得られた試料と薄め液の割合は,質量比で記録しておく。

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