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JIS K5961:2003 pdfダウンロード

JIS 09-27
JIS K5961:2003 pdfダウンロード

JIS K5961:2003 pdfダウンロード。家庭用屋内木床塗料 Household varnish for interior wooden floor
1. 適用範囲
この規格は,家庭用屋内木床塗料について規定する。 参考 この規格で規定する家庭用屋内木床塗料は,油変性ウレタン樹脂を主な原料として溶剤に溶かしたウレタン樹脂ワニスで,透明仕上げ用として,家庭で屋内の床,廊下などに塗るのに適するように作ったものである。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 2235 石油ワックス
JIS K 5500 塗料用語
JIS K 5600-1-1 塗料一般試験方法−第1部:通則−第1節:試験一般(条件及び方法)
JIS K 5600-1-2 塗料一般試験方法−第1部:通則−第2節:サンプリング
JIS K 5600-1-3 塗料一般試験方法−第1部:通則−第3節:試験用試料の検分及び調整
JIS K 5600-1-4 塗料一般試験方法−第1部:通則−第4節:試験用標準試験板
JIS K 5600-1-5 塗料一般試験方法−第1部:通則−第5節:試験板の塗装(はけ塗り)
JIS K 5600-1-6 塗料一般試験方法−第1部:通則−第6節:養生並びに試験の温度及び湿度
JIS K 5600-1-8 塗料一般試験方法−第1部:通則−第8節:見本品
JIS K 5600-2-7 塗料一般試験方法−第2部:塗料の性状・安定性−第7節:貯蔵安定性
JIS K 5600-3-1 塗料一般試験方法−第3部:塗膜の形成機能−第1節:塗り面積(はけ塗り)
JIS K 5600-3-6 塗料一般試験方法−第3部:塗膜の形成機能−第6節:不粘着乾燥性
JIS K 5600-4-3 塗料一般試験方法−第4部:塗膜の視覚特性−第3節:色の目視比較
JIS K 5600-5-3 塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第3節:耐おもり落下性
JIS K 5600-5-9 塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第9節:耐摩耗性(摩耗輪法) JIS K 5600-6-1 塗料一般試験方法−第6部:塗膜の化学的性質−第1節:耐液体性(一般的方法)
JIS K 5601-1-1 塗料成分試験方法−第1部:通則−第1節:試験一般(条件及び方法)
JIS K 5601-1-2 塗料成分試験方法−第1部:通則−第2節:加熱残分
JIS K 5601-4-1 塗料成分試験方法−第4部:塗膜からの放散成分分析−第1節:ホルムアルデヒド
JIS K 5960 家庭用屋内壁塗料
JIS K 6741 硬質塩化ビニル管
JIS K 8101 エタノール (99.5)(試薬)
JIS K 8594 石油ベンジン(試薬)
6. 試験方法
参考 この規格の品質の規定に示した項目の試験に必要な試験板の材質,寸法及び枚数並びに試験日数は,参考表1による。また,この試験には,試料が約500ml必要である。 6.1 サンプリング サンプリングは,JIS K 5600-1-2による。
6.2 試験用試料の検分及び調整 試験用試料の検分及び調整は,JIS K 5600-1-3による。
6.3 試験の一般条件 試験の一般条件は,JIS K 5600-1-1,JIS K 5600-1-6及びJIS K 5601-1-1によるほか,次による。
6.3.1 試験の場所
a) 養生及び試験の場所は,この規格の中で特に規定する以外は,JIS K 5600-1-6の4.1(標準条件)で,直射日光を受けず,養生及び試験にガス・蒸気・ほこりなどの影響がなく,通風の少ない室内とする。
b) 拡散昼光は,JIS K 5600-4-3の5.2(自然昼光照明)とする。ただし,JIS K 5600-4-3の5.3(色観察ブースの人工照明)に規定する色観察ブースを用いても差し支えない。
6.3.2 試験片の作製
6.3.2.1 試験板 試験板は,JIS K 5600-1-4に規定されたもの及び日本農林規格の普通合板,広葉樹製材の規定によるぶな合板,ぶな材を用いる。ただし,ぶな合板・ぶな材は,JIS R 6253に規定するP400の耐水研磨紙で軽く研磨したものを使用する。
備考 ぶな合板は,試験に用いる面が,平滑で,溝・くぼみなどのきずがなく,節・割れ・欠けがなく,曲がり・よじれ・反りがほとんどないもので日本農林規格に規定する普通合板1類又は2類で,表面の品質が2等以上のものとする。板の大きさは450×450×3 mmとし,許容差は長さ,幅が±2 mm,厚さが±0.5 mmとする。ぶな材は,試験に用いる面が,平滑で,溝・くぼみなどのきずがなく,節・入り皮・やにつぼ・腐れ・虫穴・木口割れ・端落ち・丸身・割れ・欠け・目まわりがなく,曲がり・よじれ・反りは100 mmの長さの間に約1 mm以下のものとする。
6.3.2.2 試料の薄め方 試料は,その塗料の製造業者が指定する薄め液を,指定する割合で加えてよくかき混ぜて用いる。ここで得られた試料と薄め液の割合は,質量比で記録しておき,塗り面積の計算に用いる。
6.3.2.3 試料の塗り方 塗り方は,はけ塗りとし,JIS K 5600-1-5による。
6.3.2.4 試料の塗り付け量 1回ごとに塗る面積100 cm2について,ぶな合板・ぶな材の場合には0.8±0.1 ml,ガラス板・鋼板の場合には0.6±0.1 mlとする。
6.3.2.5 乾燥方法
乾燥方法は,この規格の中で特に規定する以外は,JIS K 5600-1-1の3.3.8a)(自然乾燥の場合)とする。
なお,塗り終わってからの試験片の保持は,JIS K 5600-1-1の表1による。
6.4 塗装作業性 塗装作業性の試験は,JIS K 5600-1-1の4.2(塗装作業性)の1回塗りの場合によるほか,次による。
a) 試験板は,ぶな合板 (450×450×3 mm) を用いる。
b) 塗り方は,2枚の試験板を水平にして板の片面に一様に塗る。
c) 判定は,はけの運びが困難でないときは,“はけ塗りで塗装作業に支障がない。”とする。
d) 試験が終わった試験片は,6.5及び6.7の試験に用いる。

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