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JIS A5902:2004 pdfダウンロード

JIS 09-25
JIS A5902:2004 pdfダウンロード

JIS A5902:2004 pdfダウンロード。畳 TATAMI
1. 適用範囲
この規格は,稲わら畳床,稲わらサンドイッチ畳床又は建材畳床に畳表及び畳へり(縁)地などを縫い付けた畳(以下,畳という。)について規定する。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 5901 稲わら畳床及び稲わらサンドイッチ畳床
JIS A 5914 建材畳床
JIS L 3108 畳へり地
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
JIS Z 9015-1 計数値検査に対する抜取検査手順−第1部 : ロットごとの検査に対するAQL指標型抜取検査方式
3. 定義
この規格に用いる主な用語の定義は,次による。
a) かまち(框) 畳の横方向(幅方向)の端面で,畳表を畳床の裏面に巻き込んで取り付ける側の端面部。
b) 平刺し縫い 畳へり(縁)(以下,へりという。)を畳表とともに,畳床の表面に縫い付ける縫着方法。
c) 返し縫い 平刺しで縫い付けたへりの反対側を固定するために縫い付ける縫着方法。
d) かまち縫い 畳表を畳床に固定するために,かまち側(短辺側)を縫い付ける縫着方法。
e) ほうがき(方書) 部屋に畳を敷きこむ際に,それぞれの畳の納まる場所を指示するために,畳の裏面に方位を書いたもの。通常は部屋の中心から北側,東などと書く。
f) 針足間隔 畳表を畳床に縫い付ける縫い針の間隔。
4. 種類及び記号
畳の種類及び記号は,畳表,へり,畳床及び標準寸法によって,次のとおり区分する。
4.1 区分
畳表による区分は,表1による。
表 1 畳表による区分
区分 記号 摘要
畳表 畳表の縦糸が 特等 JS 畳表の日本農林規格に定める特等のもの又は同等以上の品質のもの。
麻糸のもの。 1等 J1 畳表の日本農林規格に定める1等のもの又は同等以上の品質のもの。
2等 J2 畳表の日本農林規格に定める2等のもの又は同等以上の品質のもの。
畳表の縦糸が 1等 C1 畳表の日本農林規格に定める1等のもの又は同等以上の品質のもの。
綿糸のもの。 2等 C2 畳表の日本農林規格に定める2等のもの又は同等以上の品質のもの。
3等 C3 畳表の日本農林規格に定める3等のもの又は同等以上の品質のもの。
4.2 へりによる区分
へりによる区分は,へりの有無によって,表2による。
表 2 へりによる区分
区分 記号
へり付き Ht
へり無し Hn
4.3 畳床による区分
畳床による区分は,畳床の種類によって,表3による。
表 3 畳床による区分
区分 記号 摘要
稲わら畳 特級 WR-S JIS A 5901に規定する稲わら畳床特級品。
1級 WR-1 JIS A 5901に規定する稲わら畳床1級品。
2級 WR-2 JIS A 5901に規定する稲わら畳床2級品。
3級 WR-3 JIS A 5901に規定する稲わら畳床3級品。
ポリスチレンフォーム PS-C JIS A 5901に規定するポリスチレンフォームサンドイッチ稲わら畳床。
サンドイッチ稲わら畳
タタミボードサンドイ TB-C JIS A 5901に規定するタタミボードサンドイッチ稲わら畳床。
ッチ稲わら畳
建材畳 I形 KT-I JIS A 5914に規定する建材畳床I形。
II形 KT-II JIS A 5914に規定する建材畳床II形。
III形 KT-IIIJIS A 5914に規定する建材畳床III形。
K形 KT-K JIS A 5914に規定する建材畳床K形。
N形 KT-N JIS A 5914に規定する建材畳床N形。
4.4 標準寸法による区分
標準寸法(以下,寸法という。)による区分は,表4による。
表 4 寸法による区分
単位 mm
寸法 記号
1 910×955×55 95W-55
1 820×910×55 91W-55
1 760×880×55 88W-55
1 760×880×60 88W-60
参考 寸法の記号と畳表の日本農林規格の種類との対応を参考表1に示す。
参考表 1
寸法(記号) 畳表の日本農林規格の種類
95W-55 1種表
91W-55 2種表
88W-55
3種表
88W-60

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