Location: Home > JIS > JIS B8831:2004 pdfダウンロード

JIS B8831:2004 pdfダウンロード

JIS 09-24
JIS B8831:2004 pdfダウンロード

JIS B8831:2004 pdfダウンロード。クレーン−荷重及び荷重の組合せに関する設計原則 Cranes-Design Principles for Loads and Load Combinations
1. 適用範囲
この規格は,JIS B 0146-1に規定するクレーン(移動式クレーンを含む)の鋼構造部分の設計に適用する。ただし,正当な理論又は実験によって証明できれば,この規格に規定する数式及び数値によらなくてもよい。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。 なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21に基づき,IDT(一致している),MOD(修正している),NEQ(同等でない)とする。 ISO 8686-1:1989,Cranes – Design principles for loads and load combinations Part 1 : General (MOD) ISO 8686-3:1998,Cranes – Design principles for loads and load combinations Part 3 : Tower cranes (MOD) ISO 8686-5:1992,Cranes – Design principles for loads and load combinations Part 5 : Overhead travelling and portal bridge cranes (MOD)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0146-1 クレーン用語―第1部:一般 JIS B 0146-2 クレーン用語―第2部:移動式クレーン
JIS B 8830 クレーン―風荷重の評価 3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0146-1及びJIS B 0146-2による。
4. 荷重の種類
4.1 記号 この項で使用する記号は,次による。
a : 有効ホイルベース (m)
Fc : 遠心力(N) Fi : 慣性力(N)
g : 重力加速度(m/s2) L : スパン(m)
Q : 定格荷重及び水平に運動する部分の質量(kg)
Rs : 旋回半径 (m) Rw : 車輪荷重(N)
Fs : 車輪側方力(N) Vc : 周 速 度(m/s)
Vm : 各動作速度(m/s) Wh : つり上げ荷重(kg)
Wv : つり上げ荷重及び運動する部分の質量(kg)
β : 慣性力を求める係数
δ : 水平動荷重を求める係数
λ : 車輪側方力係数
4.2 定常荷重 クレーンが,通常の作業を行なっているとき発生する荷重で,つり荷及び機体の質量,加減速によって生じる水平力及びレール上を走行するクレーンの斜行によって生じる車輪側方力をいう。
4.2.1 垂直動荷重 定格荷重にフックブロック,グラブバケット,つりビーム,リフチングマグネットなどの質量及び巻上げ用ワイヤロープの質量(揚程が50m以上の場合に限る。)を加えたつり上げ荷重が,垂直にクレーンに作用することによって生じる力をいう。
4.2.2 垂直静荷重 機体を構成する部分のうち,垂直動荷重に含まれない部分の質量によって生じる力をいう。移動するトロリの質量,ホッパー内及びクレーン上にあるばらものの質量も垂直静荷重とみなす。
4.2.3 水平動荷重 各種動作によって生じる慣性力又は遠心力,車輪側方力などによって生じる力などで,次のものを考慮する。
1) クレーン(移動式クレーンを除く)
a) 慣性力 横行,走行,引込及び旋回運動などの加減速に伴って生じる力で,次式による。 ただし,横行,走行で車輪駆動の場合は,動輪荷重の15%を最大とする。また旋回運動の場合は,荷重はジブ先端にあるものとする。
b) 遠心力 旋回運動に伴って旋回方向に外方へ働く力で,次式による。

Download