Location: Home > JIS > JIS Z0232:2004 pdfダウンロード

JIS Z0232:2004 pdfダウンロード

JIS 09-24
JIS Z0232:2004 pdfダウンロード

JIS Z0232:2004 pdfダウンロード。包装貨物−振動試験方法 Packaging-Complete, filled transport packages and unit loads- Method of vibration test
1 適用範囲
この規格は,包装貨物が輸送過程で受ける垂直振動に対する内容品又は包装の耐振性を評価する試験方法について規定する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 8318:2000,Packaging−Complete, filled transport packages and unit loads−Sinusoidal vibration tests using a variable frequency ISO 13355:2016,Packaging−Complete, filled transport packages and unit loads−Vertical random vibration test(全体評価:MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 0108 包装−用語
JIS Z 0200 包装貨物−性能試験方法一般通則
JIS Z 0201 試験容器の記号表示方法
注記 対応国際規格:ISO 2206,Packaging−Complete, filled transport packages−Identification of parts when testing(MOD)
JIS Z 0203 包装貨物−試験の前処置
注記 対応国際規格:ISO 2233,Packaging−Complete, filled transport packages and unit loads−Conditioning for testing(MOD)
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 0108によるほか,次による。
3.1 加速度パワースペクトル密度(acceleration power spectral density) ある中心振動数の狭帯域フィルタを通過した加速度信号のその部分の2乗平均値で,単位帯域幅当たりで表し,帯域幅をゼロに近づけ,かつ,平均化時間を無限大に近づけたときの極限値。
3.2 実効値(root mean square value) ランダム振動試験の場合に,加速度,速度又は変位の振幅量を表すときに使われるその関数の2乗平均値の平方根の値。
3.3 統計的自由度(statistical degrees of freedom) ある量を推定するときの独立変数の数,時間平均によってランダムデータの加速度パワースペクトル密度を推定する場合,統計的自由度は振動数分解能及び有効平均化時間から求める。
3.4 振動数分解能(frequency resolution) 加速度パワースペクトル密度の振動数間隔をヘルツ(Hz)で表した幅。
3.5 駆動信号クリッピング(drive signal clipping) 時刻歴波形の,実効値に対するピーク値の比である波高率による,駆動信号の最大値の制限。
4 前処置 供試品は,JIS Z 0203によって前処置を行う。この場合,前処置の温湿度条件は,試験の目的によって定める。また,必要に応じて浸水,散水などを施す。ただし,これらの条件以外の特別な試験条件を必要とする場合には,受渡当事者間の協定によって実施することができる。
5 供試品 供試品は,次による。
a) 供試品には,実際の内容品が収められていなければならない。しかし,寸法と物理的特性とが許容できる範囲で実際の内容品に近いならば,模擬内容品(又は代替内容品)を用いることができる。供試品は実際の輸送と同様に封かん(緘),結束又は密封がされていなければならない。
b) 供試品の記号表示は,JIS Z 0201による。

Download