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JIS B2031:2013 pdfダウンロード

JIS 09-19
JIS B2031:2013 pdfダウンロード

JIS B2031:2013 pdfダウンロード。ねずみ鋳鉄弁 Gray cast iron valves
1 適用範囲
この規格は,一般の機械装置などに用いるねずみ鋳鉄弁(以下,バルブという。)について規定する。また,ハンドル車の操作制限トルクを参考として,附属書Bに示す。 注記 圧力は,全てゲージ圧とする。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 0100 バルブ用語
JIS B 0203 管用テーパねじ
JIS B 0253 管用テーパねじゲージ
JIS B 2001 バルブの呼び径及び口径
JIS B 2002 バルブの面間寸法
JIS B 2003 バルブの検査通則
JIS B 2004 バルブの表示通則
JIS B 2239 鋳鉄製管フランジ
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 3214 圧力容器用ステンレス鋼鍛鋼品
JIS G 3507-2 冷間圧造用炭素鋼−第2部:線
JIS G 4303 ステンレス鋼棒
JIS G 5121 ステンレス鋼鋳鋼品
JIS G 5501 ねずみ鋳鉄品
JIS G 5502 球状黒鉛鋳鉄品
JIS G 5705 可鍛鋳鉄品
JIS H 3100 銅及び銅合金の板並びに条
JIS H 3250 銅及び銅合金の棒
JIS H 5120 銅及び銅合金鋳物
JIS K 6896 四ふっ化エチレン樹脂成形粉
JIS K 7137-1 プラスチック−ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)素材−第1部:要求及び分類
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0100による。
4 種類
バルブの種類は,呼び圧力,弁種及び呼び径の組合せによって,表1による。
5 流体の温度と最高許容圧力との関係
流体の温度と最高許容圧力との関係(以下,圧力−温度基準という。)は,次による。 なお,バルブは,高圧ガス保安法その他によって,a)及びb)に関係なく,使用禁止又は使用制限が加えられていることがある。この規格の使用者は,法令の制限内でバルブを使用しなければならない。
a) 流体の温度と最高許容圧力との関係は,表2及び図1による。ただし,必要に応じ表2及び図1の範囲内で変更することができる。
b) 圧入弁座をもつバルブの流体の温度と最高許容圧力との関係は,220 ℃以下の範囲内で0.2 MPaを標準とする。
6 品質
6.1 性能 バルブの性能は,次による。
a) 耐圧性能 バルブの耐圧部は,箇条9のa)によって試験を行ったとき,各部に漏れ,にじみ及び異常があってはならない。
b) 弁座漏れ性能 弁座の漏れは,箇条9のb)によって試験を行ったとき,表3に適合しなければならない。
c) 作動性能 箇条9のc)によって試験を行ったとき,各運動部は,バルブの開閉操作に適するように円滑に作動しなければならない。また,スイング逆止め弁は,自重で閉止の位置に戻るものでなければならない。
6.2 構造,形状及び寸法 6.2.1 共通事項 バルブの構造及び形状は目視によって確認し,また,寸法は箇条9のd)によって試験を行い,次による。
a) バルブの口径は,JIS B 2001による。
b) フランジ形弁の弁箱両端のフランジは,JIS B 2239による。
c) バルブの面間寸法は,表4による。面間寸法と弁種との対応は,表1による。
d) 弁箱の肉厚及び弁棒径は,表5による。
e) ドレン用のねじは,必要に応じて設け,JIS B 0203による。 なお,弁箱の肉厚が規定の有効ねじ部の長さに比較し不十分な場合は,ドレン座を設ける。ねじ及びドレン座の寸法は,表6による。
f) バルブの大きさを知るための参考として,呼び圧力10Kの弁の全開高さ及びハンドル車の径を表4及び表5に示す。
g) 構造及び形状の一例を図2〜図6に示す。図2〜図6の部品番号と部品名称との対応は,表8に示す。
h) バルブの開閉は,ハンドル車の逆時計回りを“開き”,時計回りを“閉じ”とする。
i) 弁箱と蓋との接続は,ボルテッドボンネット形とする。
j) 弁体には,弁体付き弁座を取り付けてもよい。弁座の取付け方法は,ねじ込み又は圧入のいずれでもよい。
k) 弁箱付き弁座は,ねじ込み又は圧入のいずれでもよい。 l) 弁箱の両端のフランジのガスケット座は,全面座とするのがよい。
m) 弁棒のねじは,台形ねじとする。ただし,他のねじによる場合は,当事者間の協定による。
n) 弁棒のねじとめねじとのはめ合い長さは,表5の弁棒径の1.2倍以上なければならない。
o) パッキン室の深さは,弁棒とパッキン室との隙間の5倍以上でなければならない。ただし,5K弁は除く。
p) 寒冷地で使用するバルブは,バルブの凍結による破損防止のため,水抜き機構を設けることができる。
q) 必要に応じて,歯車付き手動,電動,空気圧,油圧又はその他の操作機を取り付けてもよい。
r) 次に示す寸法,傾きなどの許容差及び許容値は,JIS B 2003による。
1) 面間寸法の許容差
2) 両端のフランジの傾きの許容値
3) 弁箱と蓋との接合部のフランジ外周の食い違いの許容値

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