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JIS T6502:2014 pdfダウンロード

JIS 09-17
JIS T6502:2014 pdfダウンロード

JIS T6502:2014 pdfダウンロード。歯科用パラフィンワックス Dental baseplate wax
1 適用範囲
この規格は,主に義歯の作製時に用いる歯科用パラフィンワックス(歯科用ベースプレートワックスともいう。以下,ワックスという。)について規定する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 15854:2005,Dentistry−Casting and baseplate waxes(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS T 0993-1 医療機器の生物学的評価−第1部:リスクマネジメントプロセスにおける評価及び試験
JIS T 6001 歯科用医療機器の生体適合性の評価
JIS T 6506 レジン歯 注記 対応国際規格:ISO 3336,Dentistry−Synthetic polymer teeth(MOD)
JIS T 6511 義歯床用陶歯 注記 対応国際規格:ISO 4824,Dentistry−Ceramic denture teeth(MOD)
JIS T 6604 歯科用焼石こう(膏)
注記 対応国際規格:ISO 6873,Dental gypsum products(MOD)
JIS T 6605 歯科用硬質石こう(膏)
注記 対応国際規格:ISO 6873,Dental gypsum products(MOD)
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 3.1 パラフィンワックス(baseplate wax)
義歯床のワックスパターン形成に用いる成形材料で,主として義歯床の仮床,こう(咬)合堤の築盛,人工歯の排列などに用いるワックス。歯科用ベースプレートワックスともいう。
4 種類 種類は,硬さを表すフロー特性によって,次のとおり分類する。
a) タイプ1 軟質
b) タイプ2 硬質
c) タイプ3 超硬質
5 品質
5.1 生体適合性 生体適合性については,JIS T 0993-1及びJIS T 6001によって生物学的安全性を評価する。
5.2 外観 ワックスは,7.2によって試験したとき,色及び形状・寸法が均一で,滑らかな表面をもち,異物が混入していてはならない。 5.3 フロー フローは,7.3によって試験したとき,表1による。
5.4 トリミング時の性質 ワックスは,7.4によって試験したとき,欠け,剝がれ及び亀裂がなく,削れなければならない。
5.5 火炎溶融時の外観 ワックスは,7.5によって試験したとき,滑らかな光沢をもたなければならない。
5.6 軟化時の性質 ワックスは,7.6によって試験したとき,手指及び器具に粘着せず,もろ(脆)くなったりせずに軟化し,薄片状になったり崩れたりせずに成形できなければならない。
5.7 人工歯上の残留物 ワックスは,7.7によって試験したとき,陶歯又はレジン歯上に残留物があってはならない。
5.8 着色材の性質 ワックスは,7.7によって試験したとき,着色材がワックスから分離したり,石こう模型に浸透してはならない。
5.9 貯蔵時の溶着
ワックスは,7.8によって試験したとき,貯蔵中に溶着し,ワックス又は分離紙に接触する表面が損傷されてはならない。分離紙がある場合には,ワックスが分離紙からきれいに,また,容易に剝がれなければならない。

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