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JIS A6604:2015 pdfダウンロード

JIS 09-14
JIS A6604:2015 pdfダウンロード

JIS A6604:2015 pdfダウンロード。金属製簡易車庫用構成材 Metal components for car port
6.2 構造
金属製簡易車庫用構成材の構造は,次による。
a) 金属製簡易車庫用構成材の各部は,溶接,ボルト締め又はその他の方法によって,緩みが生じないように堅ろうに結合できる構造とする。
b) 金属製簡易車庫用構成材に用いるボルト,タッピンねじなどは,耐食ステンレス鋼(JIS B 1054-1〜JIS B 1054-3のオーステナイト系)とする。これ以外を用いる場合は,強度,耐食性など,当該規格と同等以上の性能をもつものとする。
c) 金属製簡易車庫用構成材は,取付穴,ボルト穴などによって加工されても,表2に示す強度を確保した構造とする。
d) 人体又は衣服の触れるおそれのある部分には,鋭い突起などがなく,平滑で,安全な構造とする。
e) 金属製簡易車庫用構成材は,連結する場合であっても強度が低下しない構造とする。
7 材料 金属製簡易車庫用構成材に用いる材料は,表5に示す規格又はこれと同等以上の品質をもつものとする
8 試験
8.1 測定器
この試験に用いる残留たわみ量測定器は,JIS B 7503に規定するダイヤルゲージ又はこれに相当する電気式変位計とする。
8.2 強度試験
8.2.1 鉛直荷重試験 試験体は,等分布に荷重をかけられる,十分に剛性のある屋根ふき材を用いて金属製簡易車庫用構成材を使用状態に組み立て,柱脚部をジグなどで固定したものとする。
a) 損傷確認試験 図6に示すように,表2に示す強度による区分ごとに表6に示す載荷重を,荷重袋などによって屋根全面に等分布になるよう静かに加え,載荷終了1分経過後に荷重を除去する。それより3分経過後の状態を基準として,再び表6に示す荷重を静かに加え,載荷終了5分経過後に荷重を除去し,3分経過後,残留たわみ量を測定する。併せて,各部材及び部品の損傷,緩み及び外れの有無を調べる。 片側支持式の場合は,幅(D)の1/2線上のはり(梁),母屋及びたる(垂)木各部の残留たわみ量を測定し,最大となる数値を採る。両側支持式の場合は,はり(梁),母屋,棟木及びたる(垂)木の残留たわみ量を測定する。 なお,残留たわみ量は,0.1 mmの単位とし,小数点以下2桁を四捨五入して評価する。 アール形状屋根の場合は,必要に応じて横材を用いるなどして,後枠の曲線部分の1/2の距離まで荷重がかかるようにする。
b) 倒壊確認試験 a) に引き続き,表6に示す載荷重を,荷重袋などによって屋根全面に等分布になるよう静かに加え,載荷終了5分経過後に荷重を除去し,金属製簡易車庫用構成材の倒壊又は崩壊(部材及び部品の折れ,外れなど)の有無を調べる。

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