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JIS A 6513:2017 pdfダウンロード

JIS 09-10
JIS A 6513:2017 pdfダウンロード

JIS A 6513:2017 pdfダウンロード。金属製格子フェンス及び門扉 Fences and gates with metals
6.2 構造
格子フェンス及び門扉の構造は,次による。
a) 人体又は衣服が触れるおそれのある部分には,鋭い突起などがなく,安全でなければならない。
b) 鋼材の呼び厚さは,柱,胴縁又はかまちにあっては1.6 mm以上,格子にあっては1.2 mm以上とする。ただし,パイプの内側,溶接部分などの見え隠れ部分に防せい処理を施したものは,この限りでない。
c) 各部の組立は,溶接,ボルト締め又はその他の方法によって堅ろうに結合し,外力に対して容易に外れない構造でなければならない。
d) 見えがかり接合面は,滑らかに仕上げ,組立は,緩みを生じないよう確実に緊締される構造でなければならない。
e) 製品は,耐久性及び変形防止を考慮した構造でなければならない。
f) 格子フェンスの埋込部の深さは100 mm以上,門扉の埋込部の深さは250 mm以上とする。
g) 格子の内法間隔及び各部の隙間は,110 mm以下でなければならない。
h) 門扉の構造は,a)〜g) によるほか,次による。
1) 丁番及び戸車の開閉操作は,円滑に作動するものでなければならない。
2) 引戸は,脱輪したとき,ガイド部分からの抜け防止及び転倒防止の構造を備えていなければならない。
3) 丁番,戸車,落し棒及び錠は,必要な場合,交換できるような構造でなければならない。
7 材料 格子フェンス及び門扉に用いる主要材料は,表4又はこれと同等以上の機械的性質をもつものとする。
8 試験
8.1 荷重試験
8.1.1 測定器 この試験に用いる残留たわみ量測定器は,JIS B 7503に規定する目量0.01 mmのダイヤルゲージ又はこれと同等以上の精度をもつ電気式変位計とする。
また,試験体設置時及び試験時の距離測定には,次のいずれかを用いる。
− JIS B 7507に規定する目量0.05 mmのノギス
− JIS B 7512に規定する目量1 mmのコンベックスルール1級
− JIS B 7516に規定する目量1 mmの直尺1級
8.1.2 鉛直荷重試験
8.1.2.1 格子フェンスの鉛直荷重試験 格子フェンスを3スパンを使用状態に組み立て,柱の埋込部をジグなどで固定する。ただし,ブロックフェンス式の場合は,1スパンを使用状態に組み立て,脚及びアンカーの埋込部をジグなどで固定する。中央の上胴縁に長さ200 mm×幅40 mm×厚さ24 mmの構造用合板などの当て板(以下,当て板という。)を施し,図4に示すように中央1枚のフェンスに4等分点2線荷重方式によって1 470 Nの鉛直荷重を静かに加え,1分経過後に荷重を除去する。その時点から3分経過後の状態を基準として,再び1 470 Nの鉛直荷重を静かに加え,5分経過後に荷重を除去し,3分経過後,荷重点2か所の残留たわみ量を測定する。さらに,各部材及び部品の損傷,緩み及び外れの有無を調べる。
なお,残留たわみ量は,測定値を四捨五入して,0.1 mm単位に丸める。
8.1.2.2 門扉の鉛直荷重試験
a) 開き戸の試験 開き戸を使用状態に組み立て,柱脚部をジグなどで固定する。図5に示すように開き戸が閉じた位置から約10°開いた状態で開き戸のほぼ中央の位置に当て板を施し,その当て板に1 470 Nの鉛直荷重を静かに加え,1分経過後に荷重を除去する。その時点から3分経過後の状態を基準として,再び1 470 Nの鉛直荷重を静かに加え,5分経過後に荷重を除去し,3分経過後,荷重点の残留たわみ量を測定する。さらに,各部材及び部品の損傷,緩み及び外れの有無を調べる。 なお,残留たわみ量は,測定値を四捨五入して,0.1 mm単位に丸める。
b) 引戸の試験 引戸を使用状態に組み立て,柱の埋込部及びレールをジグなどで固定する。図6に示すように引戸が閉じた位置から約100 mm離した状態で引戸のほぼ中央の位置に当て板を施し,その当て板に1 470 Nの鉛直荷重を静かに加え,1分経過後に荷重を除去する。その時点から3分経過後の状態を基準として,再び1 470 Nの鉛直荷重を静かに加え,5分経過後に荷重を除去し,3分経過後,荷重点の残留たわみ量を測定する。さらに,各部材及び部品の損傷,緩み及び外れの有無を調べる。 なお,残留たわみ量は,測定値を四捨五入して,0.1 mm単位に丸める。

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