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JIS A2201:2017 pdfダウンロード

JIS 09-10
JIS A2201:2017 pdfダウンロード

JIS A2201:2017 pdfダウンロード。送風機による住宅等の気密性能試験方法 Test method for performance of building airtightness by fan pressurization
1 適用範囲
この規格は,送風機を用いて建物内外に圧力差を生じさせ,主に住宅に供する建物及び建物の部位における気密性能を試験する方法について規定する。
注記1 この規格でいう住宅とは,戸建て住宅,共同住宅,長屋などをいう。
注記2 建物内外に圧力差を生じさせる方法には,室内を加圧する場合及び減圧する場合があり,それぞれを加圧法及び減圧法と称している。
注記3 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 9972:2015,Thermal performance of buildings−Determination of air permeability of buildings−Fan pressurization method(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 8330 送風機の試験及び検査方法
3 用語,定義及び記号
3.1 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1.1 気密性能 実際の室内外を隔てる外周部分(外皮)又は建物の部位で内外を隔てる部分の密閉性の程度。総相当隙間面積又は相当隙間面積で表す。
注記 建物の気密性能は,建物の外周部分を対象にするので,建物内が単一空間とみなせるようにし,多数室の建物にあっては圧力が均等となるように各室のドアを開放する。また,建物及び部位の気密性能は,室内外を隔てる部分の隙間に左右されるが,隙間は,部位の取合い部及びひび割れ(亀裂),多孔質な材料,窓,ドアなどの開閉部分,貫通する配管,ダクトの回り,ドアなどに附属する郵便受けなどに生じる。
3.1.2 外皮 外壁,屋根,天井,基礎,床,開口部などの部位であって,室内外を気密に隔てる部分。
3.1.3 通気量,Q 送風機によって室内外に圧力差を生じさせたとき,外皮又は部位の隙間を通して流れる空気の量。
3.1.4 通気特性式 次の式で表される室内外の圧力差(ΔP)と通気量(Q)との関係を示す式(1)。

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