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JIS A9511:2017 pdfダウンロード

JIS 09-10
JIS A9511:2017 pdfダウンロード

JIS A9511:2017 pdfダウンロード。発泡プラスチック保温材 Preformed cellular plastics thermal insulation materials
1 適用範囲
この規格は,保温保冷材として使用する発泡プラスチック保温材について規定する。
この規格は,一般工業用途のほか,冷凍倉庫など特殊な温湿度環境下で使用する断熱材並びに住宅及び建築物の設備機器,配管などに使用する発泡プラスチック保温材にも適用できる。ただし,住宅及び建築物において,主として常温で使用する断熱材には適用しない。 なお,技術上重要な改正に関する旧規格との対照を,附属書Aに示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0202 断熱用語
JIS A 1324 建築材料の透湿性測定方法
JIS A 1412-1 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第1部:保護熱板法(GHP法)
JIS A 1412-2 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第2部:熱流計法(HFM法)
JIS A 1412-3 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第3部:円筒法
JIS A 1901 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散測定方法−小形チャンバー法
JIS A 1902-4 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散量測定におけるサンプル採取,試験片作製及び試験条件−第4部:断熱材 JIS A 6005 アスファルトルーフィングフェルト
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS B 7516 金属製直尺
JIS G 3452 配管用炭素鋼鋼管
JIS K 6742 水道用硬質ポリ塩化ビニル管
JIS K 6767 発泡プラスチック−ポリエチレン−試験方法
JIS K 7100 プラスチック−状態調節及び試験のための標準雰囲気
3 用語及び定義 この規格で用いる用語及び定義は,JIS A 0202によるほか,次による。
3.1 発泡プラスチック保温材 保温の目的を果たすために使用される材料のうち,ビーズ法ポリスチレンフォーム保温材,押出法ポリスチレンフォーム保温材,硬質ウレタンフォーム保温材,ポリエチレンフォーム保温材及びフェノールフォーム保温材をいう。
3.2 面材 発泡プラスチック保温材の発泡体部分の表面,裏面又は表裏面に一体化されたシート状又はフィルム状の材料。
3.3 成形面材 面材のうち,発泡プラスチック保温材の発泡成形時に一体成形し,発泡体部分に自己接着される面材。
3.4 スキン層 発泡プラスチック保温材の発泡時に発泡プラスチック保温材の表面に成形される発泡体部分の樹脂層。
3.5 フロン類 ハイドロフルオロカーボン(HFC),クロロフルオロカーボン(CFC),及びハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)の総称。 注記1 ハイドロフルオロオレフィン(HFO)は,フロン類には該当しない。ハイドロフルオロオレフィン(HFO)とは,HFO-1233zd,HFO-1336mzzなどをいう。 注記2 国内では,現時点でハイドロフルオロカーボン(HFC)だけが使用できる。
4 種類及び製品記号 発泡プラスチック保温材の種類及び製品記号は,表1による。また,面材及びスキン層の種類及び記号は,表2による。
なお,硬質ウレタンフォーム保温材においては,フロン類の使用の有無によって次の区分とする。硬質ウレタンフォーム保温材以外の発泡プラスチック保温材にはフロン類は使用しない。 A種:発泡剤として炭化水素(HC),二酸化炭素(CO2)などを用い,フロン類を用いないもの。

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