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JIS R3106:2019 pdfダウンロード

JIS 09-06
JIS R3106:2019 pdfダウンロード

JIS R3106:2019 pdfダウンロード。板ガラスの透過率・反射率・放射率の試験方法及び建築用板ガラスの日射熱取得率の算定方法 Testing method for transmittance, reflectance and emissivity of flat glass and calculation of total solar energy transmittance of glazing
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS R 3107 建築用板ガラスの熱貫流率の算定方法
注記 対応国際規格:ISO 10292,Glass in building−Calculation of steady-state U values (thermal transmittance) of multiple glazing(MOD)
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1 可視光透過率,可視光反射率(light transmittance,light reflectance) ガラス面に垂直に入射する昼光2)の光束3)について,入射光束に対する透過光束(反射光束)の比率。
注2) 昼光は,国際照明委員会(略称CIE:International Commission on Illumination)が定めたCIE昼光をいう。CIE昼光では,観測データに基づき,黒体放射の色温度と同じ色温度の昼光の分光照度分布を波長560 nmの値に対する相対値で示している。
3) 光束(luminous flux)は,放射の波長ごとの放射束(radiant energy flux)と視感度の値との積の数値を波長について積分したものをいう(JIS Z 8113 [1]及びJIS Z 8120 [2]参照)。
3.2 日射透過率,日射反射率(solar direct transmittance,solar direct reflectance) ガラス面に垂直に入射する日射4)の放射束について,入射放射束に対する透過放射束(反射放射束)の比率。
注4) 日射は,直達日射,すなわち,大気圏を透過して地上に直接到達する近紫外,可視及び近赤外の波長域(300〜2 500 nm)の放射をいう。 3.3 光(light) 紫外放射から赤外放射までの波長範囲に含まれる放射5)。
注5) 3.1及び3.2の定義における光束,放射束の区別にかかわらず,“分光”,“測光”,“光線”などの用語において用いる“光”と“放射”とは,同義である。
注記 JIS Z 8120 [2]の01.01.01に規定する定義のb)を用いる。
3.4 放射率(emissivity)
ガラス板と同じ温度の黒体が放射する熱放射の放射束に対する,そのガラス板が空間に放射する熱放射の放射束(radiant power)の比率。
3.5 日射熱取得率(total solar energy transmittance) 窓ガラス面に垂直に入射する日射について,ガラス部分を透過する日射の放射束とガラスに吸収されて室内側に伝達される熱流束との和の,入射する日射の放射束に対する比率。
注記 この規格の日射熱取得率は,窓サッシなどの枠にはめ込まれた窓ガラスの中央部の日射熱取得率をいい,窓全体の日射熱取得率を計算する場合は,窓サッシ枠の影響を考慮する(JIS A 2103 [3]参照)

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