Location: Home > JIS > JIS A5308:2019 pdfダウンロード

JIS A5308:2019 pdfダウンロード

JIS 09-05
JIS A5308:2019 pdfダウンロード

JIS A5308:2019 pdfダウンロード。レディーミクストコンクリート Ready-mixed concrete
1 適用範囲
この規格は,荷卸し地点まで配達されるレディーミクストコンクリート(以下,レディーミクストコンクリートという。)について規定する。ただし,この規格は,配達されてから後の運搬,打込み及び養生については適用しない。
2 引用規格
表13に示す規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0203によるほか,次による。
3.1 塩化物含有量 レディーミクストコンクリートの製造時に材料からもたらされる塩化物イオン量で,コンクリート1 m3当たりの量(kg/m3)で表す。
3.2 アルカリ総量 レディーミクストコンクリートの製造時に材料からもたらされるナトリウムイオン及びカリウムイオンを酸化ナトリウムに等価モル換算した量を累計したもので,コンクリート1 m3当たりの量(kg/m3)で表す。
3.3 回収水 レディーミクストコンクリート工場において,洗浄によって発生する排水のうち,運搬車,プラントのミキサ,ホッパなどに付着したフレッシュモルタル及び残留したフレッシュコンクリート,並びに戻りコンクリートのそれぞれの洗浄によって発生する排水(以下,コンクリートの洗浄排水という。)を処理して得られるスラッジ水及び上澄水の総称。
3.4 スラッジ水 コンクリートの洗浄排水から,粗骨材及び細骨材を取り除いて,回収した懸濁水。
なお,3.11に規定する安定化スラッジ水を含む。
3.5 上澄水 スラッジ水から,スラッジ固形分を沈降,その他の方法で取り除いた水。安定化スラッジ水からの水は含めないが,3.9に規定する安定剤の構成成分を指標にした管理方法1) が整備され,表C.2に適合することが確認された安定化スラッジ水からの水も上澄水に含めることができる。 注1) 管理方法には,イオンクロマトグラフィーなどがある。
3.6 スラッジ スラッジ水が濃縮され,流動性を失った状態のもの。
3.7 スラッジ固形分 スラッジを105〜110 ℃で乾燥して得られたもの。 3.8 スラッジ固形分率 レディーミクストコンクリートの配合における,単位セメント量に対するスラッジ固形分の質量の割合を分率で表したもの。 3.9 安定剤 付着モルタル及びスラッジ水にそれぞれ含まれるセメントの水和反応の進行を抑制させて安定化し,再利用するために用いる薬剤。
3.10 付着モルタル コンクリートの全量を排出した後,トラックアジテータのドラムの内壁,羽根などに付着しているフレッシュモルタル。 3.11 安定化スラッジ水 所定量の安定剤を添加しているコンクリートの洗浄排水から,粗骨材及び細骨材を取り除いて,回収した懸濁水。
4 種類,区分及び製品の呼び方
4.1 種類及び区分 レディーミクストコンクリートの種類は,普通コンクリート,軽量コンクリート,舗装コンクリート及び高強度コンクリートとする。それぞれのコンクリートは,粗骨材の最大寸法,スランプ又はスランプフロー,及び呼び強度によって区分し,その組合せを,表1の○印で示す。

Download