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JIS K8203:2019 pdfダウンロード

JIS 09-05
JIS K8203:2019 pdfダウンロード

JIS K8203:2019 pdfダウンロード。フェニルヒドラジン塩酸塩(試薬) Phenylhydrazine hydrochloride (Reagent)
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いるフェニルヒドラジン塩酸塩について規定する。
注記 別名:塩化フェニルヒドラジニウム
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 0117 赤外分光分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8322 クロロホルム(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8563 硝酸鉛(II)(試薬)
JIS K 8567 硝酸マグネシウム六水和物(試薬)
JIS K 8922 よう素酸カリウム(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8962 硫酸カリウム(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
3 種類 種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状 フェニルヒドラジン塩酸塩は,白からうすい黄赤の結晶又は結晶性粉末で,光及び酸素の影響で次第に着色して赤から暗褐色に変わる。水及びエタノール(99.5)にやや溶けやすい。
4.2 定性方法 定性方法は,次による。
a) 試料0.2 gに水20 mLを加えて溶かし,硝酸(1+2)1 mL及び硝酸銀溶液(20 g/L)1 mLを加えると,白い沈殿が生じる。
b) 試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117によって測定すると,波数3 201 cm-1,1 580 cm-1,1 492 cm-1,887 cm-1,857 cm-1,766 cm-1,726 cm-1,681 cm-1及び495 cm-1付近に主な吸収ピークを認める。この場合,試料調製はJIS K 0117の5.2 b)(錠剤法)による。錠剤の調製に臭化カリウムを用いたときの赤外吸収スペクトルの例を図1に示す。

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