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JIS A5557:2006 pdfダウンロード

JIS 09-21
JIS A5557:2006 pdfダウンロード

JIS A5557:2006 pdfダウンロード。外装タイル張り用有機系接着剤 Organic adhesives for exterior tile finishing
1. 適用範囲 この規格は建築物の外壁面に陶磁器質タイル( 1 )以下タイルという。を施工する場合に使用する有機系接着剤以下接着剤という。について規定する。
注( 1 ) ここでいう陶磁器質タイルとはJIS A 5209 に規定するタイルの中で“外装壁タイル及び外装壁モザイクタイル”をいう。
2. 引用規格 次に掲げる規格はこの規格に引用されることによってこの規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格はその最新版追補を含む。を適用する。
JIS A 1435 建築用外壁材料の耐凍害性試験方法凍結融解法
JIS A 5209 陶磁器質タイル
JIS A 5430 繊維強化セメント板
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS K 2207 石油アスファルト
JIS K 6251 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム− 引張特性の求め方
JIS K 6257 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム− 熱老化特性の求め方
JIS K 6833 接着剤の一般試験方法
JIS K 7100 プラスチック− 状態調節及び試験のための標準雰囲気
JIS R 3202 フロート板ガラス及び磨き板ガラス
JIS R 5201 セメントの物理試験方法
JIS R 6252 研磨紙
JIS Z 1525 包装用ポリ塩化ビニル粘着テープ
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 9015-0 計数値検査に対する抜取検査手順− 第 0 部JIS Z 9015 抜取検査システム序論3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は次による。
a) 可使時間 二液反応硬化形接着剤を塗布するために混練した針入度の値が 180 になるまでの時間。
b) 張付け可能時間 一液反応硬化形接着剤を塗布した後タイルを接着するまでの時間のうち所定の接着強さを満足する最長の時間。
c) 反応硬化形接着剤 化学反応によって硬化する接着剤。
d) 養生 接着接合部の性能を確保するために一定条件下に放置すること。
4. 種類 接着剤はその主成分及び反応硬化形によって表 1 のとおり区分する。
5. 品質 接着剤の品質は次による。
a) 接着剤の外観は均質で有害と認められる異物の混入があってはならない。
b) 接着剤はこれに接するタイル下地材などを侵すものであってはならない。
c) 接着剤は化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律に規定された第 1 種特定化学物質及び第 2 種特定化学物質並びに労働安全衛生法に基づく“有機溶剤中毒予防規則”に規定された第 1 種有機溶剤を使用してはならない。
d) 接着剤は6.に従って表 2 に示す項目の試験を行ったとき表 2 の品質に適合しなければならない。
6. 試験
6.1 試験の一般条件 試験の一般条件は次による。
a) 試験の標準状態 試験の標準状態は特に指定のない限り JIS K 7100 に規定する標準状態温度 23±2 ℃湿度50±10RH で行う。
b) 接着剤及び試験に用いる材料 接着剤及び試験に用いる材料は標準状態の室内に作製前 24 時間養生しておかなければならない。
c) 二液反応硬化形接着剤の取扱い 二液反応硬化形接着剤は練り上がり質量約 300 g になるように主剤及び硬化剤を製造業者の定めた割合に計量し寸法約 300 mm×300 mm×5 mm の 6.2 a) に示すガラス板上に載せ直ちに適切なへらを用いて均質になるようよく混練する。
d) 一液反応硬化形接着剤の取扱い 一液反応硬化形接着剤は接着剤を容器から 6.2 a) に示すガラス板上に載せそのまま用いる。
6.2 試験に用いる材料及び用具 試験に用いる材料及び用具は次による。
a) 試験に用いる材料及び用具は表 3 による。
b) 試験に用いる塗布器具は標準くし目ごてとする。標準くし目ごてはJIS G 3101 に規定する鋼材又 は同等以上の強度をもつものでその形状・寸法は図 1 による。ただし製造業者の指定するくし目 ごてを用いてもよい。

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