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JIS A8705:2010 pdfダウンロード

JIS 09-20
JIS A8705:2010 pdfダウンロード

JIS A8705:2010 pdfダウンロード。アスファルトプラント類の安全要求事項 Safety requirements for asphalt mixing plants
1 適用範囲
この規格は,箇条3に定義したアスファルトプラント,再生アスファルトプラント及びソイルプラント(以下,アスファルトプラント類という。)の安全要求事項について規定する。
この規格を適用する代表的な機種を,附属書Aに参考として示す。 なお,この規格は,コンクリートプラントには適用しない。また,この規格は,可燃性ガスそのものの危険源(例えば,爆発の危険源など)は,対象としない。 この規格は,製造業者の意図し,かつ,予見した条件の下で使用したときに,アスファルトプラント類に直接かかわる重大な危険源のすべて(附属書B参照)を考慮しており,それらから生じるリスクを除去し,又は低減するための方策を具体的に示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 8312 土工機械−安全標識及び危険表示図記号−通則
JIS A 8334 土工機械−取扱説明書−内容及び様式
JIS A 8340-1 土工機械−安全−第1部:一般要求事項
JIS B 8415 工業用燃焼炉の安全通則
JIS B 9700-1 機械類の安全性−設計のための基本概念,一般原則−第1部:基本用語,方法論
JIS B 9700-2 機械類の安全性−設計のための基本概念,一般原則−第2部:技術原則
JIS B 9703 機械類の安全性−非常停止−設計原則
JIS B 9710 機械類の安全性−ガードと共同するインタロック装置−設計及び選択のための原則
JIS B 9713-1 機械類の安全性−機械類への常設接近手段−第1部:高低差のある2か所間の固定された昇降設備の選択
JIS B 9713-2 機械類の安全性−機械類への常設接近手段−第2部:作業用プラットフォーム及び通路
JIS B 9713-3 機械類の安全性−機械類への常設接近手段−第3部:階段,段ばしご及び防護さく(柵)
JIS B 9713-4 機械類の安全性−機械類への常設接近手段−第4部:固定はしご
JIS B 9714 機械類の安全性−予期しない起動の防止
JIS B 9716 機械類の安全性−ガード−固定式及び可動式ガードの設計及び製作のための一般要求事項 JIS B 9960-1 機械類の安全性−機械の電気装置−第1部:一般要求事項 JIS C 0920 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1 アスファルトプラント アスファルト混合物を製造する装置(図A.1参照)。
アスファルトプラントには,定置式プラントと移動式プラントとがある。定置式プラントは,合材販売工場などで使用されている固定されたプラントであり,移動式プラントは,高速道路工事用など一定期間使用後移動するプラントである。
注記 アスファルト混合物は,交通路(道路,高速道路,滑走路など),防水工事,ダム,排水路などの補修又は工事に使用している。
3.2 再生アスファルトプラント 舗装発生材から製造した骨材(以下,再生骨材という。)を加熱し,アスファルトに補足材及び添加剤を加え,混練して再生アスファルト混合物を製造する装置(図A.2参照)。
3.3 ソイルプラント 骨材の粒度調整,セメント安定処理工法,石灰安定処理工法などに用いる路盤材の製造に使われる装置(図A.3参照)。
注記 ソイルプラントの一部は,土壌改良にも使用している。
3.4 バッチ式 ミキサの中に1バッチごとに,各材料を投入し混練する方式。 3.5 連続式 材料の流れを中断することなく,ミキサの中で連続して混練する方式。
3.6 合材サイロ アスファルトプラントで製造したアスファルト混合物の貯蔵装置。
4 重大な危険源のリスト アスファルトプラント類の重大な危険源のリストは,附属書Bによる。
5 安全要求事項・安全方策
5.1 一般 アスファルトプラント類は,この規格の安全要求事項及び安全方策に適合しなければならない。

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