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JIS T6528
  • JIS T6528:2019 pdfダウンロード。歯科矯正床用レジン Dental orthodontic base resins 1 適用範囲 この規格は,動的矯正装置及び静的矯正装置の両方に用いる歯科矯正床用レジン(ポリマー及びコポリマー)(以下,レジンという。)について規定する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 20795-2:2013,Dentistry−Base polymers−Part 2: Orthodontic base polymers(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 7502 マイクロメータ JIS B 7507 ノギス JIS R 6253 耐水研磨紙 JIS T 0993-1 医療機器の生物学的評価−第1部:リスクマネジメントプロセスにおける評価及び試験 JIS T 6001 歯科用医療機器の生体適合性の評価 ISO 1942,Dentistry−Vocabulary 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,ISO 1942によるほか,次による。 3.1 常温重合レジン(autopolymerizable materials) 65 ℃未満の温度で外部エネルギーなしに重合を開始するレジン。 3.2 光重合レジン(light activated polymers) 可視光,紫外光など外部照射源によるエネルギーを照射して,重合を開始させるレジン。 3.3 熱可塑性レジン(thermoplastic material) 加熱すると軟化して型で成形できるようになり,その後,冷えると硬化状態に戻るレジン。 4 種類 レジンの種類は,次による。 タイプ1:常温重合レジン タイプ2:光重合レジン タイプ3:熱可塑性レジン 5 要求事項 5.1 硬化前のレジン 5.1.1 液 液は,次による。 a) 一般的性質 液は,粉末と相溶性のあるものでなければならない。 b) 均一性 液は,6.3によって試験したとき,きょう(夾)雑物又は沈殿物があってはならない。 5.1.2 粉末,ペースト及びペレット 粉末,ペースト及びペレットは,6.3によって試験したとき,きょう雑物があってはならない。 5.2 硬化後のレジン 5.2.1 生体適合性 生体適合性は,JIS T 0993-1及びJIS T 6001によって生物学的安全性を評価する。 5.2.2 表面特性 表面特性は,次による。 a)...
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