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JIS Q21500
  • JIS Q21500:2018 pdfダウンロードプロジェクトマネジメントの手引 Guidance on project management 1 適用範囲 この規格は,公共,民間又は地域の組織を含むあらゆる種類の組織が,複雑さ,規模又は期間に関係なく,あらゆる種類のプロジェクトに使用するプロジェクトマネジメントの手引を示す。 この規格は,プロジェクトマネジメントにおける適切な実践のための概念及びプロセスについて,上位の手引を提供する。プロジェクトは,プログラム及びプロジェクトポートフォリオの文脈の中で考えられるものであるが,この規格は,プログラム及びプロジェクトポートフォリオのマネジメントに関する詳細な手引は提供しない。 一般的なマネジメントに関する題目は,プロジェクトマネジメントの文脈に限り扱う。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 21500:2012,Guidance on project management(IDT) なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”ことを示す。 2 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 2.1 活動(activity) プロジェクトを完遂するために取り組むことが必要な,特定されたスケジュール内の作業の構成要素。 2.2 適用分野(application area) 製品,顧客又は部門に関して一般的に共通点をもつプロジェクトの類別。 2.3 ベースライン(baseline) 監視され,管理されるプロジェクト・パフォーマンスと照らして比較するための参照基準。 2.4 変更要求(change request) プロジェクトに対して変更の提案を定義する文書。 2.5 構成管理(configuration management) 文書,仕様及び物理的属性を管理し,関連付け,維持するための手順を適用すること。 2.6 管理(control) 実際のパフォーマンスと計画したパフォーマンスとを比較し,不一致を分析して,必要に応じて適切な是正及び予防処置をとること。 2.7 是正処置(corrective action) 作業パフォーマンスを計画に合致させるように,当該作業を修正する指示及び活動。 2.8 クリティカルパス(critical path) プロジェクト又はフェーズにとっての最速完了日を決定する一連の活動。 2.9 ラグ(lag) 活動の開始又は終了を遅らせる論理的関係に適用される属性。 2.10 リード(lead) 活動の開始又は終了を早める論理的関係に適用される属性。 2.11 予防処置(preventive action) 計画及びパフォーマンスの潜在的な逸脱を回避又は低減するように作業を修正するための指示及び活動。 2.12 プロジェクトライフサイクル(project life cycle) プロジェクトの開始から終了までが定義されたフェーズの集合。
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