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JIS K0055
  • JIS K0055:2002 pdfダウンロード。ガス分析装置校正方法通則 General rules for calibration method of gas analyzer 1. 適用範囲 この規格は,ガスの定量分析を行うためのガス分析装置(以下,分析装置という。)の目盛値又は出力値(以下,目盛値という。)を,校正用ガスを用いて校正する方法の通則について規定する。 2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 7957 大気中のオキシダント自動計測器 JIS K 0211 分析化学用語(基礎部門) JIS K 0212 分析化学用語(光学部門) JIS K 0213 分析化学用語(電気化学部門) JIS Z 8103 計測用語 3. 定義 この規格で用いられる主な用語の定義は,JIS K 0211, JIS K 0212, JIS K 0213及びJIS Z 8103によるほか,次による。 a) ガス分析装置 ガス試料採取部,分析計,指示記録計などからなる装置。 b) 校正用ガス 分析装置の校正に用いる標準ガスで,ゼロガス・スパンガス・中間点ガスの総称。 c) ゼロガス 分析装置の最小目盛値を校正するために用いる校正用ガス。 d) スパンガス 分析装置の所定の測定段階(レンジ)の,最大目盛付近の目盛値を校正するために用いる校正用ガス。 e) 中間点ガス 分析装置の所定の測定段階(レンジ)内の,最小目盛と最大目盛の間の目盛値を校正するために用いる校正用ガス。 f) 希釈ガス 校正用ガスを調製する際に,目的成分ガスをある濃度に希釈するために用いるガスで,目的成分ガスに経時変化を起こさせるような成分又は測定値に影響を与えるような成分を含まないもの。 g) 高純度物質 校正用成分ガスの原料物質で,高純度であるもの。 h) 指示誤差 分析装置の目盛を標準ガスによって校正したとき,標準ガスの表示濃度又は指示濃度と分析装置の指示値との偏差。通常,指示誤差は分析装置の測定段階(レンジ)ごとの最大目盛値に対する偏差を百分率で表す。
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