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JIS G3302
  • JIS G3302:2019 pdfダウンロード。溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯 Hot-dip zinc-coated steel sheet and strip 5.2 めっきの種類 めっきの種類は,非合金化めっき及び合金化めっき2)の2種類とする。 注2) 合金化めっきとは,めっき後に加熱することによって,めっき層全体が亜鉛と鉄との合金層となるように処理して得られるめっきをいう。 5.3 めっきの付着量 5.3.1 めっきの付着量表示記号 めっきは,両面等厚めっきとし,めっきの付着量表示記号は,表7による。 5.3.2 めっきの付着量 板,コイル及び波板のめっきの付着量は,13.3.2によって試験を行い,次による。 a) 板,コイル波板のめっきの付着量は,両面の合計付着量によって表し,表7の3点平均最小付着量及び1点最小付着量の規定値以上とする。ここで,3点平均最小付着量は,供試材から採取した3個の試験片の測定値の平均値に対して適用し,1点最小付着量は,平均値を求めた3個の試験片の測定値のうち最小の値に対して適用する。ただし,附属書JDによってめっきの付着量を測定する場合には,JD.6.5によって求めた平均付着量及び最小付着量にそれぞれ適用する。 注記 片面のめっきの付着量は,1点最小付着量(両面の合計)の規定値の40 %以上であることが望ましい。 b) 屋根用及び建築外板用に適用するめっきの付着量は,表JA.1による。 c) 波板のめっきの付着量は,波付け前の板に適用する。波板に適用するめっきの付着量は,表JB.1による。 d) 板,コイル及び波板のめっきの付着量(両面の合計)の上限値は,受渡当事者間で協定してもよい。 5.4 めっきの表面仕上げ 5.4.1 非合金化めっきの表面仕上げの種類及び記号 非合金化めっきの表面仕上げの種類及び記号は,表8による。 5.4.2 スキンパス処理 注文者の指定がある場合は,スキンパス処理を実施する。スキンパス処理の記号は,Sとする。 注記 スキンパス処理は,通常,表面を滑らかにするために実施する。 5.5 めっき密着性 めっき密着性は,次による。 a) 非合金化めっきの板及びコイルのめっき密着性は,13.3.3の試験を行い,表9及び表10によって,試験片の外側表面(試験片の幅の両端からそれぞれ7 mm以上内側の部分)にめっき剝離を生じてはならない。 b) めっき密着性は,SGCH及びSGC570には適用しない。 c) 非合金化めっきの波板は, a) 及び b) を波付け前の板に適用する。 d) 製造業者の判断によって,a) に代えて13.3.3以外の試験方法で,めっき密着性を評価してもよい。この場合の評価は,13.3.3の試験方法によるめっき密着性と同等以上でなければならない。
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  • JIS G3302:2019 pdfダウンロード。溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯 Hot-dip zinc-coated steel sheet and strip 1 適用範囲 この規格は,溶融亜鉛めっき鋼板(以下,板という。),溶融亜鉛めっき鋼帯(以下,コイルという。)及び板をJIS G 3316に規定する形状及び寸法に加工した波板(以下,波板という。)について規定する。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 3575:2016,Continuous hot-dip zinc-coated and zinc-iron alloy-coated carbon steel sheet of commercial and drawing qualities ISO 4998:2014,Continuous hot-dip zinc-coated and zinc-iron alloy-coated carbon steel sheet of structural quality (全体評価:MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す
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