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JIS B7165
  • JIS B7165:1995 pdfダウンロード。プラスチック−引張特性の求め方− 第5部:一方向繊維強化プラスチック 複合材料の試験条件 Plastics-Determination of tensile properties- Part 5: Test conditions for unidirectional fibre-reinforced plastic composites 1 適用範囲 1.1 この規格は,JIS K 7161に規定する通則に基づき,一方向繊維強化プラスチック複合材料の引張特性を求める試験条件について規定する。 1.2 この試験方法は,試験片を用いた引張挙動から,一定条件下での引張強さ,引張弾性率及び引張応力−ひずみ特性を求めることを目的としている。 1.3 この試験方法は,一方向に繊維で強化したすべての樹脂複合材料に適用する。 この試験方法は,プリプレグを含む,熱硬化性プラスチック又は熱可塑性プラスチックとの複合材料に適用する。強化材は,炭素繊維,ガラス繊維,アラミド繊維及びこれらと同等のものとする。一方向繊維強化材の形態は,ロービング,一方向織物及びテープとする。 この試験方法は,一方向強化材を多方向に積層した材料(JIS K 7164参照)には適用しない。 1.4 この試験方法は,繊維の方向に対する付与応力の方向によって異なる2種類(繊維方向又は繊維直角方向)の試験片(箇条6参照)のうち一つを用いる。 1.5 この試験方法では,試験片の標準的寸法を規定する。その理由は,異なる寸法の試験片又は異なる条件で作製した試験片による試験結果は,互いに比較することができないからである。その他の因子,例えば,試験速度,試験片の状態調節などの因子も結果に影響を及ぼす。したがって,比較可能なデータが要求されるときは,これらの因子を注意深く管理し,記録しなければならない。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 527-5:1997,Plastics−Determination of tensile properties−Part 5: Test conditions for unidirectional fibre-reinforced plastic composites (MOD) なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)には適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS K 7016-1 繊維強化プラスチック−試験板の作り方−第1部:総則 注記 対応国際規格:ISO/DIS 1268-1:1997,Fibre-reinforced plastics−Methods of producing test plates−Part 1: General conditions (IDT) JIS K 7016-5 繊維強化プラスチック−試験板の作り方−第5部:フィラメントワインディング成形 注記 対応国際規格:ISO 1268-5,Fibre-reinforced plastics−Methods of producing test plates−Part 5: Filament winding (MOD) JIS K 7144 プラスチック−機械加工による試験片の調製 注記 対応国際規格:ISO 2818:1994,Plastics−Preparation of test specimens...
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