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JIS B6912
  • JIS B6912:2002 pdfダウンロード。鉄鋼の高周波焼入焼戻し加工 Process of induction hardening and tempering of iron and steel 1. 適用範囲 この規格は,鉄鋼の高周波焼入焼戻し加工又は高周波焼入れ加工(以下,加工という。)について規定する。 2. 引用規格 付表1に示す規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 6905によるほか,次による。 a) 高周波焼入焼戻し 鉄鋼製品の表面全体又は部分の表面硬化を目的として,誘導加熱によってAc3点又はAc1点以上の適切な温度に加熱した後,適切な冷却剤で冷却し(焼入れ),更に硬さを調節し,じん(靭)性を増すために,Ac1点以下の適切な温度に通常の焼戻炉中で加熱した後,冷却する(焼戻し)処理。焼戻しは高周波焼戻しも含む。 b) 加工材料 加工の対象となる部品及び材料であって,部品とは,機械器具,ジグ,装置又はそれらの部品で,ほぼ完成若しくはそれに近い状態の鉄鋼製品。材料とは,圧延,鋳造,鍛造などによる鉄鋼材料及び半成品。 c) 加工品 加工材料につき,この規格による加工を終了したもの。 d) 変形 加工材料に対する加工品の形状又は寸法の狂い。変形のうち,長手方向に対して直角方向の狂いを曲がりという。狂いは各方向についてそれぞれの最大値で示す。 e) 単体 1個又は一組の加工品。
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