Location: Home > JIS B0121
JIS B0121
  • JIS B0121:2012 pdfダウンロード。歯車記号−幾何学的データの記号 International gear notation-Symbols for geometrical data 1 適用範囲 この規格は,JIS B 0102 に定義されている歯車の幾何学的データを表す記号について規定する。ここで規定する記号は,他の歯車に関わる他のデータを表すために用いてはならない。 この規格にある記号は,JIS B 0102に定義されている,主な幾何学的用語に関連して用いる。 この規格で規定する記号は,次の2種類の表からなる。 − 基本の1文字からなる主記号(表1) − 主記号の意味を限定する添字(表2〜表4) 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 701:1998,International gear notation−Symbols for geometrical data(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用規格は,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用しない。 JIS B 0102:1999 歯車用語−幾何学的定義 3 記号 3.1 幾何記号の構成 幾何記号の構成に対する基本は,次による。 a) 主記号と,一つ又は複数の下付き添字,場合によっては上付き添字を伴う記号とする。 b) 主記号は,大文字又は小文字とする。文字は,イタリック体の一つのラテン文字又はギリシャ文字が望ましい。 c) 数字添字は,整数若しくは小数のアラビア数字又はローマ数字とする。二組以上の数字添字を含んではならない。 d) この規格で規定する全ての添字は,指数を除き主記号の下付き添字として書く。 e) 上線又は下線,指数以外の上付き添字,前付き添字,二次添字,及びダッシュは,使用しないことが望ましい。 3.2 主記号 この規格で規定する主記号は,表1による。 3.3 添字 この規格で規定する主添字,略号添字,及び数字添字は,それぞれ表2,表3,及び表4による。主記号に数字添字だけが付いた場合には,基準値を示す。 3.4 添字の順序 複数の添字を使う場合には,表5に示す順序が望ましい。
    09-18