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JIS A1118
  • JIS A1118:2017 pdfダウンロード。フレッシュコンクリートの空気量の 容積による試験方法(容積方法) Method of test for air content of fresh concrete by volumetric method 1 適用範囲 この規格は,フレッシュコンクリートの空気量を容積によって求める試験方法について規定する。 この規格は,粗骨材の最大寸法が40 mm以下の場合を対象とする。粗骨材の最大寸法が40 mmを超える場合には,ウェットスクリーニングした40 mm以下の試料を用いて測定し,計算によって求めるとよい。 この規格は,人工軽量骨材コンクリートのような多孔質の骨材を用いたコンクリートに対しても適用できる。 なお,技術上重要な改正に関する新旧対照表を附属書Aに示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 1115 フレッシュコンクリートの試料採取方法 JIS A 1116 フレッシュコンクリートの単位容積質量試験方法及び空気量の質量による試験方法(質量方法) JIS A 1138 試験室におけるコンクリートの作り方 JIS A 8610 建設用機械及び装置−コンクリート内部振動機 3 試験用器具 3.1 空気量測定器 空気量測定器は,次のとおりとする。 a) 空気量測定器の構成 空気量測定器の構成を図1に示す。また,容器,かきならし定規などの詳細を,図2に示す。 b) 容器 フランジ付きの円筒状容器で,その材質は金属製とし,水密で十分強固なものとする1)。また,容器の直径はその深さとほぼ等しくし,その最小容積は12 Lとする。さらに,容器は,内面及びフランジの上面を平滑に機械加工仕上げしたものとする。 注1) 容器は,8 mm以上の厚さとするのが望ましい。 c) 蓋 フランジ付きの円すい形で,その材質は容器と同様なものとする。蓋の内面は水平に対して30度以上の傾きをもち,平滑に機械加工仕上げしたものとする。蓋のフランジの下面も同様に仕上げる。蓋の頂部は,その内面の上縁に平行な標線を付け,かつ,キャップが水密に取り付けられるものとする。 d) かきならし定規 金属製とし,容器に詰めたコンクリートの容積が所定の量となるようにかきならすことができるものとする。かきならし定規は,これを容器にあてがった場合,容器のフランジの平面と定規の下端面とが平行になるものでなければならない。 なお,かきならし定規でかきならした場合の,かきならし定規の下端面から下の容器の容積(V)は,箇条5によって定める。
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