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JIS G3548:2011 pdfダウンロード

JIS G3548:2011 pdfダウンロード。亜鉛めっき鋼線 Zinc-coated steel wires 1 適用範囲 この規格は,亜鉛めっき鋼線(以下,線という。)について規定する。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS G 3506 硬鋼線材 JIS H 0401 溶融亜鉛めっき試験方法 JIS Z 2241 金属材料引張試験方法 JIS Z 8401 数値の丸め方 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。 3.1 亜鉛めっき鋼線(F) JIS G 3506の線材に熱処理(パテンチング,焼きなましなど)を行った後,冷間加工し,これに溶融亜鉛めっき又は電気亜鉛めっきを行った断面形状が円形の線。 3.2 亜鉛めっき鋼線(D) JIS G 3506の線材に熱処理(パテンチング,焼きなましなど)を行った後,冷間加工し,必要に応じて熱処理(パテンチング,焼きなましなど)を行い,これに溶融亜鉛めっき又は電気亜鉛めっきを行い,更に冷間加工した断面形状が円形の線。 4 種類,記号及び適用線径 線の種類は,めっき後伸線の有無によって,亜鉛めっき鋼線(F)及び亜鉛めっき鋼線(D)に分け,さらに,その引張強さ及び亜鉛付着量によって,それぞれ1〜6種の6種類及び1〜3種の3種類に区別し,その記号及び適用線径は,表1による。 5 材料 線に用いる材料は,JIS G 3506に適合した線材とする。 6 製造方法 線の製造方法は,次による。 a) 亜鉛めっき鋼線(F)は,熱処理(パテンチング,焼きなましなど)を行った後,冷間加工し,これに溶融亜鉛めっき又は電気亜鉛めっきを行う。 なお,線材製造時に直接熱処理(インラインパテンチングなど)を施した線材は,線を製造する際,熱処理の必要はない。 b) 亜鉛めっき鋼線(D)は,熱処理(パテンチング,焼きなましなど)を行った後,冷間加工し,必要に応じて熱処理(パテンチング,焼きなましなど)を行い,これに溶融亜鉛めっき又は電気亜鉛めっきを行い,更に冷間加工する。 なお,線材製造時に直接熱処理(インラインパテンチングなど)を施した線材は,線を製造する際,熱処理の必要はない。 7 機械的性質 7.1 引張強さ 線の引張強さは,表2による。 7.2 伸び 亜鉛めっき鋼線(F)の伸びは,表2による。ただし,注文者の指定があった場合には,省略することができる。 7.3 ねじり特性 線のねじり回数は,表2による。ただし,亜鉛めっき鋼線(D)については,破断面は,線軸に直角で,著しいきず,割れなどがあってはならない。 また,ねじれの状況は,縦割れ,きず及び局部ねじれが著しく生じてはならない。 8 亜鉛めっき特性 8.1 亜鉛付着量 線の亜鉛付着量は,表3による。 8.2 巻付性 線は,巻き付けた部分に実用上有害な亀裂又は剝離を生じてはならない。

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