Back

JIS K6904:2016 pdfダウンロード

JIS K6904:2016 pdfダウンロード。プラスチック−不飽和ポリエステル樹脂−ガスクロマトグラフィーによる残存スチレンモノマー及び その他の揮発性芳香族炭化水素類の定量方法 Plastics-Unsaturated-polyester resins-Determination of the residual styrene monomer content, as well as the content of other volatile aromatic hydrocarbons, by gas chromatography 1 適用範囲 この規格は,不飽和ポリエステル樹脂1) 硬化物中の残存スチレンモノマーのガスクロマトグラフィーによる定量方法を規定する。この方法は,スチレンモノマー(以下,スチレンという。)以外の他の揮発性芳香族炭化水素類の定量にも同様に適用できる。 注1) 不飽和ポリエステル樹脂とは,多塩基酸と多価アルコールとを反応させて得られる不飽和ポリエステルを,これと重合できる単量体に溶解したものであり,便宜的にエポキシアクリレート樹脂,ウレタンアクリレート樹脂なども,これに含める。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 4901:2011,Reinforced plastics based on unsaturated-polyester resins−Determination of the residual styrene monomer content, as well as the content of other volatile aromatic hydrocarbons, by gas chromatography(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。 2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS K 0114 ガスクロマトグラフィー通則 JIS K 0512 水素 JIS K 1107 窒素 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 6900による。 4 原理 スチレンを,抽出溶媒を用いて,硬化した状態の不飽和ポリエステル樹脂から抽出する。抽出物中のスチレンは,内標準物質及び検量線を用いて,ガスクロマトグラフィーによって定量する。 5 試薬及び原料 試薬及び原料は,次による。 5.1 n-ブチルベンゼン 純度99 %以上のもので,内標準物質として用いる2)。 注2) 受渡当事者間の協定によって,他の物質を内標準物質として用いてもよい。内標準物質には,そのピークが被検成分ピークの位置になるべく近く,試料中のほかの成分ピークとも完全に分離する安定な物質を選択する。望ましい物質として,分析用純度のn-ブチルベンゼン,トルエン,オルトトルイル酸メチル,n-ヘキシルアルコール,イソアミルアルコールなどがある。 5.2 ジクロロメタン JIS K 8161に規定するもの3)。 注3)...

Download