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JIS B7525:1997 pdfダウンロード

JIS 10-01
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JIS B7525:1997 pdfダウンロード。浮ひょう−第1部:密度浮ひょう Hydrometers-Part 1: Density hydrometers
1 適用範囲
この規格は,20 ℃又は15 ℃における密度(kg/m3又はg/cm3)を指示するように目盛られた定質量のガラス製の密度浮ひょう(以下,密度浮ひょうという。)の五つの基本的なシリーズ(L20,L50,M50,M100及びS50)について規定する。
各シリーズは,600 kg/m3〜2 000 kg/m3(0.600 g/cm3〜2.000 g/cm3)で一定の範囲の密度を測定する密度浮ひょうで構成する。
密度浮ひょうは,低,中及び高の表面張力の液体中での使用に適するように目盛られている。 20 ℃又は15 ℃のいずれかにおける密度を指示するために目盛られた三つのサブシリーズ(L50SP,M50SP及びS50SP)の密度浮ひょうについても規定する。これらの密度浮ひょうの範囲は,600 kg/m3〜1 100 kg/m3(0.600 g/cm3〜1.100 g/cm3)の一定の範囲の密度で,低表面張力の液体中での使用のためのものである。
密度浮ひょうは,ISO 387に規定された浮ひょうの構造及び調整の原則による。ただし,温度計付き密度浮ひょうは含まない。
表面張力の標準分類の表は,附属書Aに規定する。また,望ましいけい部の直径を,製作の参考のために附属書Bに示す。
密度浮ひょうの形状の一例を,図1に示す。 なお,取引又は証明用の密度浮ひょうは,附属書JA及び附属書JBを適用する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 649-1:1981,Laboratory glassware−Density hydrometers for general purposes−Part 1: Specification(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 7616:2013 重錘形圧力天びんの使用方法及び校正方法 JIS Z 8103 計測用語 ISO 387,Hydrometers−Principles of construction and adjustment
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8103によるほか,次による。
3.1 標準温度
密度浮ひょうに密度目盛を目盛るときに標準とする温度。
3.2 上縁視定
密度浮ひょうの目盛を読むときに,メニスカスの頂点で読む読み方。
3.3 水平面視定
密度浮ひょうの目盛を読むときに,水平な液面のレベルで読む読み方。
3.4 目量
隣接する目盛標識のそれぞれが表す物象の状態の量の差。
4 目盛の単位
目盛の単位は,キログラム毎立方メートル(kg/m3)又はグラム毎立方センチメートル(g/cm3)で表した密度(単位体積当たりの質量)とする。また,グラム毎ミリリットル(g/ml)を使用してもよい。
5 標準温度
密度浮ひょうの標準温度は,20 ℃又は15 ℃とする。その特定の温度の液体中で使用するときに,密度浮ひょうは,その温度における液体の密度を指示しなければならない。
6 最大許容誤差
箇条15によって試験したときの密度浮ひょうの最大許容誤差は,表1による。三つのサブシリーズの密度浮ひょうは,参照目的のために求められているときには校正証明書付きで供給するのがよい。

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