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JIS G3105:2004 pdfダウンロード

JIS 09-24
JIS G3105:2004 pdfダウンロード

JIS G3105:2004 pdfダウンロード。チェーン用丸鋼 Steel bars for chains
1. 適用範囲 この規格は,チェーンに用いる熱間圧延丸鋼(以下,丸鋼という。)について規定する。
2. 引用規格 付表1に示す規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
3. 種類及び記号 丸鋼の種類は,3種類とし,その記号は,表1による。
4. 製造方法 丸鋼は,圧延のままとする。
5. 化学成分 丸鋼は,9.1によって試験を行い,その溶鋼分析値は,表2による。
6. 機械的性質
6.1 引張強さ,伸び及び絞り 丸鋼は,9.2によって試験を行い,その引張強さ,伸び及び絞りは,表3による。
6.2 曲げ性 丸鋼は,表3の試験条件で9.2によって試験を行い,その外側にき裂を生じてはならない。
6.3 シャルピー吸収エネルギー 丸鋼は,
9.2によって試験を行い,そのシャルピー吸収エネルギーは,表4による。この場合,シャルピー吸収エネルギーは,3個の試験片の平均とし,JIS G 0404の9.6(組試験の結果の評価)によって判定する。
7. 形状,寸法及び質量 並びに 許容差 丸鋼の形状,寸法及び質量並びに許容差は,JIS G 3191による。 8. 外観 丸鋼の外観は,JIS G 3191の9.(外観)による。
9. 試験
9.1 分析試験
9.1.1 分析試験の一般事項及び分析試料の採り方 丸鋼の化学成分は,溶鋼分析によって求め,分析試験の一般事項及び分析試料の採り方は,JIS G 0404の8.(化学成分)による。
9.1.2 分析方法 分析方法は,JIS G 0320による。
9.2 機械試験
9.2.1 機械試験の一般事項 機械試験の一般事項は,JIS G 0404の9.(機械的性質)による。ただし,供試材の採り方は,JIS G 0404の7.6(試験片採取条件及び試験片)のA類とし,試験片の数及び採取位置は,次による。
a) 試験片の数 同一溶鋼に属する丸鋼50 tごと及びその端数から,最大径の丸鋼を用いて引張試験片1個,曲げ試験片1個及び衝撃試験片1組(3個)とする。
b) 熱処理材の採取方法 溶接後,チェーンが熱処理される場合は,母材と同一断面をもち,表3に示す供試材の状態の中から,事前に受渡当事者間の協定による熱処理を行った供試材から採取する。
c) 試験片の採取位置 引張試験片の採取位置は,JIS G 0416による。衝撃試験片の採取位置は,試験片の中心を,表面から径の1/4の位置とする。ただし,1/4の位置に採れない場合には,なるべくこれに近い位置とする。

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