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JIS B7024:2012 pdfダウンロード

JIS 09-18
JIS B7024:2012 pdfダウンロード

JIS B7024:2012 pdfダウンロード。耐磁携帯時計−種類及び性能 Horology-Magnetic resistant watches-Classification and performance
1 適用範囲
この規格は,磁界に耐えられる携帯時計(以下,耐磁時計という。)の種類及び性能について規定する。 なお,電子表示式の時計は,原理的に磁界の影響を受けないのでこの規格の対象としない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 764:2002,Horology−Magnetic resistant watches(MOD) なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 7010 時計部品名称 3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 7010によるほか,次による。
3.1 耐磁時計(magnetic resistant watch) 均質及び連続的な4 800 A/m以上の磁界に耐える時計。
3.2 歩度 時計の正確さを短時間に測定し,一日当たりの進み遅れに換算した値。
3.3 残留影響(residual effect) 耐磁試験前後の歩度の差。 3.4
落径(おちけい) ケース又は中枠とはめ合わされる部分のムーブメントの直径。
4 種類 耐磁時計の種類は,水準によって表1のとおりに分類する
5 性能
5.1 一般 耐磁時計は,5.2及び5.3に適合しなければならない。
5.2 止まり,指示違いなどの運転状態 耐磁時計は,耐磁試験によって止まり及び指示違いがあってはならない。水晶式で複数のステップモーターを内蔵する場合には,耐磁試験において全てのステップモーターが止まってはならない。 注記 指示違いとは,耐磁試験前後における時間表示のずれをいう。
5.3 残留影響 てんぷ式機械時計の場合,残留影響は次の値以下とする。
a) 直径20 mmを超える落径(丸形)又は314 mm2を超える面積(丸形以外)のムーブメントの 場合:30秒/日
b) 直径20 mm以下の落径(丸形)又は314 mm2以下の面積(丸形以外)のムーブメントの 場合:45秒/日
6 試験
6.1 試験の準備 耐磁時計の試験は,完成品について行い,試験の準備は,次による。
a) バンドを外すことのできるものは,外して試験する。
b) 試験室の室温は,23±5 ℃で,かつ,試験中に2 ℃以上変化してはならない。
6.2 試験装置 試験装置は,表2に示した強さの一様な直流磁界を,6.3に規定する方向に連続して発生するものでなければならない。耐磁試験中の磁界の強さの変動率は,1 %以下とし,表2に示された発生磁界の範囲の下限値を下回らない。 なお,直流磁界16 000 A/mを超える耐磁時計の試験装置は,発生磁界の強さが16 000 A/mを超え,かつ装置の磁界強さ表示レベルの92 %以上とする。

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