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JIS A1965:2015 pdfダウンロード

JIS 09-14
JIS A1965:2015 pdfダウンロード

JIS A1965:2015 pdfダウンロード。室内及び試験チャンバー内空気中 揮発性有機化合物のTenax TA®吸着剤を用いた ポンプサンプリング,加熱脱離及びMS又はMS-FIDを用いたガスクロマトグラフィーによる定量 Determination of volatile organic compounds in indoor and test chamber air by active sampling on Tenax TA® sorbent, thermal desorption and gas chromatography using MS or MS-FID
1 適用範囲
この規格は,室内空気中の揮発性有機化合物(以下,VOCという。)を定量する方法並びに放散試験チャンバー及び放散試験セルなどを用いて室内で使用される建築製品又は材料及び他の製品から放散されるVOCを定量するためにサンプリングした空気中のVOCを定量する方法について規定する。
この方法はTenax TA® 1)吸着剤を用いて捕集し,加熱脱離(TD)及びキャピラリーカラム又はカラム並びに,炎イオン化検出器(FID)又は質量分析器(MS)をもつガスクロマトグラフ分析(GC)に基づく[1]。また,1 µg/m3以下から数mg/m3までの濃度範囲の,無極性及び微極性VOCに対して有効な測定方法である。 なお,この規格で規定する原理を用いて,幾つかの高揮発性有機化合物(以下,VVOCという。)及び準揮発性有機化合物(以下,SVOCという。)
を同様に分析することができる(附属書D参照)。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 16000-6:2011,Indoor air−Part 6: Determination of volatile organic compounds in indoor and test chamber air by active sampling on Tenax TA sorbent, thermal desorption and gas chromatography using MS or MS-FID(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”ことを示す。
注1) ここに示す“Tenax TA®”は,この規格の使用者の便宜のために,一般に入手できるものとして
掲げた。同じ効果を得られることを証明することができれば,これと同等の他のものを用いてもよい。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS A 1901 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散測定方法−小形チャンバー法
JIS A 1960 室内空気のサンプリング方法通則
注記 ISO 16000-1:2004,Indoor air−Part 1: General aspects of sampling strategy(MOD)
JIS A 1966 室内空気中の揮発性有機化合物(VOC)の吸着捕集・加熱脱離・キャピラリーガスクロマトグラフィーによるサンプリング及び分析−ポンプサンプリング 注記 ISO 16017-1:2000,Indoor, ambient and workplace air−Sampling and analysis of volatile organic compounds by sorbent tube/thermal desorption/capillary gas chromatography−Part 1: Pumped sampling(MOD) ISO 16000-10,Indoor air−Part 10: Determination of the emission of volatile organic compounds from building products and furnishing−Emission test cell method
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 1966によるほか,次による。
3.1 準揮発性有機化合物(SVOC)
沸点の範囲が240 ℃〜260 ℃から380 ℃〜400 ℃までの有機化合物2), 3)。
注2) この分類は,世界保健機構(WHO)が定めたものである。
3) 一部の化合物の沸点は,求めることが困難,又は不可能であることがある。その理由は,それらの化合物が大気圧下では沸騰する前に分解するためである。蒸気圧は,化合物の揮発性を分類するために有機化合物の分類に使用できる別の基準である[3]。

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