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JIS A6201:2015 pdfダウンロード

JIS 09-14
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JIS A6201:2015 pdfダウンロードコンクリート用フライアッシュ Fly ash for use in concrete
6 品質の均一性 品質の均一性は,粉末度について次のとおりとする。 a) 粉末度を網ふるい方法によって評価する場合,45 μmふるい残分は提出見本の値より5 %を超えて異ならない。
b) 粉末度をブレーン方法によって評価する場合,比表面積は提出見本の値より450 cm2/gを超えて異ならない。 なお,提出見本の値は,受渡当事者間で取り決めた基準の値である。
7 試料 試料は,JIS R 5201の箇条5(試料)によって採取し,調整をする。 8 試験方法 8.1 二酸化けい素含有量 二酸化けい素含有量は,次の溶解質量分析方法又は蛍光X線分析方法による。
8.1.1 溶解質量分析方法 溶解質量分析方法による二酸化けい素含有量の試験は,次のとおり行う。 a) 試料約0.5 gをJIS H 6201に規定する一般用白金るつぼ(PTCR20,PTCR25又はPTCR30)に0.1 mgまで正しく量り採る(m1)。 b) これにJIS K 8625に規定する炭酸ナトリウム及びJIS K 8615に規定する炭酸カリウムによる混合融剤[質量で炭酸ナトリウム(無水)1+炭酸カリウム1]3〜5 gを加えて試料と均一に混合し,更に少量の混合融剤で混合物の上を覆う。 c) るつぼに蓋をして,徐々に加熱し,内容物が融解してから更に20〜30分間強熱を続ける。
d) るつぼを放冷し,融解物をるつぼから離してJIS R 1302に規定する磁器蒸発皿(120 mm)に移し,るつぼ及び蓋を少量の塩酸(1+1)及び温水で洗って洗浄液を磁器蒸発皿に加える。
e) 磁器蒸発皿を時計皿で覆い,JIS K 8180に規定する塩酸15〜20 mlを少しずつ静かに加えて融解物を溶かした後,磁器蒸発皿中の溶液を水浴上で蒸発乾固する。このとき,乾いた内容物が大きな塊にならないようにガラス棒で突き砕いてときどきかき混ぜる。蒸発乾固は完全に行う。
f) 放冷後,塩酸約10 mlを加えてかき混ぜ1〜2分間静置した後,水を加えて約100 mlとし,水浴上で約5分間加熱して可溶性塩類を溶かす。
g) これを,JIS P 3801に規定するろ紙(5種B 直径110 mm)でろ過し,洗浄液に塩素イオンがほとんど認められなくなるまで温水で洗浄する。 注記 温水を用いた繰り返し洗浄回数は10〜12回でよい。
h) ろ液及び洗浄液を磁器蒸発皿に移し,再び水浴上で蒸発乾固し,最後に空気浴中に入れて110〜115 ℃で1時間加熱した後,前と同様に操作してろ過する。
i) g) 及びh) で得た沈殿物をるつぼに入れて乾燥し,徐々に加熱して炎の出ないように注意しながらろ紙を灰化した後,1 000±50 ℃に調節した電気炉で1時間強熱し,デシケーター中で放冷した後,質量を0.1 mgまではかる(m2)。
j) 二酸化けい素含有量は,次の式によって算出し,四捨五入によって小数点以下1桁に丸める。

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